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日産「セレナ」「エクストレイル」など約28万台リコール エンジン破損で火災の恐れ:国交省が発表
国土交通省は日産「セレナ」「エクストレイル」とスズキ「ランディ」の3車種28万台のリコールがあったと発表した。エンジン内部の防塵・防滴機能が不十分だったために異物が混入し、最悪の場合、火災になる危険性があるという。
国土交通省は1月27日、日産「セレナ」「エクストレイル」とスズキ「ランディ」の3車種28万台のリコールがあったと発表した。エンジン内部の防塵・防滴機能が不十分だったために異物が混入し、エンジンが停止する恐れがある上、最悪の場合、火災になる危険性があるという。
不具合件数2900件 5件の火災発生
リコール対象の内訳はセレナ(2010年9月〜16年6月製造)が14万354台、エクストレイル(13年11月〜17年6月製造)が13万5070台、ランディ(10年12月〜16年6月製造)が2038台。いずれもエンジン内の電気装置「ECOモータ」に不具合が見つかった。
国交省によると、不具合の件数は現時点で2395件見つかっており、このうち、実際に火災5件、部分燃損6件の被害が出ているという。日産とスズキは全車両、ECOモータを対策品に交換する方針を示しており、対象者にはダイレクトメールなどで周知する予定。
【編集履歴:※2022年1月29日午後18時17分 初出時、記事中にリコール対象車ではない写真を掲載していたため削除いたしました。お詫びして訂正いたします】
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