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大阪の商店街「道具屋筋」は人流を分析して、どう変わったのかVR商店街がオープン(1/5 ページ)

外国人観光客にも人気の大阪市・千日前道具屋筋商店街では、活性化や安全性の向上を目的にDXに着手している。人流解析や案内ロボットなどを導入し、運営はどう変わったのか。

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 2025年に開催される大阪・関西万博を見据え、スマートシティ化を目指す大阪市。多くの人の来訪を期待する商店街が、数年前からデジタル化の取り組みが始まっている。


千日前道具屋筋商店街では、人流解析に案内ロボットなどのDXにより活性化や安全性の向上を目指す

 その一つが、こだわりの調理器具や道具がそろう千日前道具屋筋商店街(大阪市中央区、以下、道具屋筋)だ。ここでは、商店街の青年部が中心となり、テクノロジーを生かした「新しい商店街のあり方」を模索している。

 プロジェクションマッピングが搭載された巨大提灯やカメラによる人流分析の導入、観光案内ロボットの活用も。1月下旬には、VR商店街がオープンしたばかり。これらによって商店街が活性化したり、運営がしやすくなったりしているという。

 千日前道具屋筋商店街振興組合 理事の岡野誠司氏、会員の城谷淳史氏、カメラによる人流分析システムを担うサイバー・クラフトの小西輝浩氏に、DXの効果と課題を聞いた。

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