「サイゼは生活の一部」 4人家族がたどり着いた外食の“最適解”:仕事と家事の両立術(2/4 ページ)
大手ファミレスの「サイゼリヤ」で、ある共稼ぎ夫婦は1年間で10万円は使っている。なぜ他のファミレスではなくサイゼを選ぶのか。
野菜をたくさん食べてくれるドレッシング
毎回注文するメニューに「小エビのサラダ」(Lサイズ、500円)があります。レタスがシャキシャキで、子どもたちの大好きなエビがあるため、テーブルに運ばれてくると競うように食べています。サイゼオリジナルのドレッシングの味も気に入っているようです。
サイゼのドレッシングは500ミリリットルで500円です。テークアウト可能なので、自宅でサラダなどを出す場合に重宝しています。普段はあまり好まないブロッコリーなどにかけると、食べてくれる確率が高まります。「どうやったら子どもが野菜を食べるのか?」と悩んでいる家庭は多いと思いますが、我が家の場合は、サイゼのドレッシングに助けられています。
時間つぶしができる「間違い探し」
サイゼにはキッズメニューの「間違い探し」があります。かなり難易度が高く、大人でも全ての間違いを見つけられないことも多いです。そのため、テーブルに着席してから、食事が運ばれるまでの間、親子で一緒に挑戦できます。子どもでも探せる間違いも多く、定期的に内容も入れ替わるので、ありがたい存在です。
遊べるものがないと、そわそわしたり、兄弟げんかが始まってしまいます。仕方なく、Nintendo Switchやタブレットを与えることも多いのが実情です。
サイゼの間違い探しが誕生したのは2005年で、その狙いは食事の時間を楽しんでもらうことだそうです。プレスリリースでは「サイゼリヤの考えるおいしさや食材のこだわりをテーマに食育につながるイラストを表現し、食事とともに楽しんでいただけるような要素として間違い探しを盛り込んでいる」としています。
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