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え、これが売れるの? 校内に作った生徒運営の「無人売店」 売上分析で見えた意外な人気商品NTT東と連携した実証実験(1/4 ページ)

NTT東日本は、中高一貫校のドルトン東京学園と連携し、校内に無人売店を設置。生徒たちがビジネスやデータ分析を体験する場になっている。仕入れや在庫管理、売り上げ分析まで生徒が行っており、そこでは意外な「売れ筋」も見えてきたようだ。

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 NTT東日本が、学校や地域との連携を深める取り組みを加速させている。2022年10月、設立4年目の中高一貫校、ドルトン東京学園(東京都調布市)と連携協定を締結。取り組みの第1弾として、校内に無人売店を設置した。23年3月末まで、実証実験として運営している。

 この店舗の特長は、同校の生徒が自分たちで運営を担っていることだ。生徒たちにとっては、NTT東という企業と関わりながら、本物のビジネスや購買データ分析を体験する機会になっている。そういった「探究学習」の機会を創出することが取り組みの最大の狙いだ。

 ICT教育の知見が豊富なNTT東にとっても、今回の取り組みではこれまでにないアプローチが必要だったという。その手法や目的について、担当者に話を聞いた。


ドルトン東京学園の校内に設置した無人売店。昼休みにはたくさんの生徒が利用する(一部画像加工)

課題の“ランチ環境”不足に合致 店舗運営やデータ分析を学ぶ場にも

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