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“SDGsに貢献している”企業ブランド 「トヨタ」を抑えた1位は?:生活者から見て(2/2 ページ)
博展は、生活者のSDGsに対する企業ブランド調査のランキングを発表した。総合1位は?
業種別の傾向は?
分析対象の306社を19の業種に分類し、各業種の特徴を分析した。評価の高い業種1位は「化粧品・トイレタリー」、2位は「薬品・医療用品」、3位は「食品」だった。
「化粧品・トイレタリー」分野に該当するのは17社だが、高い評価を得たのはトイレタリー部門の企業であった。同部門の企業12社のうち11社が100位以内に入った。
同社は、「SDGsへの認知度は、18年1月の9.3%から急速に伸びたが、今回は89.0%と飽和状態に近い状態となってきた。割合を見ると、昨年から『内容を知っている』が2割、『言葉は聞いたことがあるが内容を知らない』が2割程度のままとあまり変化が見られない結果に。30年のSDGsを達成するためには、企業がSDGsに配慮した製品やサービスを生み出し、生活者を認知からさらなる行動変容のフェーズへと導いていくことが求められる」とコメントした。
今回の調査は、全国の18〜79歳の男女を対象にインターネットで行った。期間は22年11月16日〜12月21日、有効回答数は1万5300人。
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