ワークマン、バナナやコーヒー由来のデニム発売 サステナブルと機能性の両立目指す（2/2 ページ）
ワークマンは、コーヒーのカスやバナナの茎を再生繊維にし、速乾・消臭に優れた「天然繊維」と特殊なテクノロジーで「機能性」を高めた環境に優しいサステナブル製品「Green TECH」シリーズを発表した。
「Green TECH」シリーズにはベストと、パンツは3つのスタイル（レギュラーフィット、ワイドフィット、スリムフィット）を用意した。いずれも価格は2500円に設定しており、ワイドフィット、スリムフィット、レギュラーフィットパンツは全てレディースも展開している。
「GreenTECH アウトドア DENIM ベスト」
「GreenTECH アウトドア DENIM ベスト」は、収納力が高くアウトドアや小さな子どもがいる母親などの利用を想定している。
「GreenTECH ワイドフィット DENIM パンツ」
「GreenTECH ワイドフィット DENIM パンツ」は、廃棄されるバナナの茎を繊維として再利用したデニム。湿気を吸って放湿しやすいのが特徴だ。
「GreenTECH スリムフィット DENIM パンツ」
「GreenTECH スリムフィット DENIM パンツ」は廃棄されるコーヒーかすを再利用した繊維「S.cofeR」を使用したデニム。「ライクラRファイバー」との組み合わせにより体の動きに合わせて伸縮するため履きやすくした。
「GreenTECH レギュラーフィット DENIM パンツ」
「GreenTECH レギュラーフィット DENIM パンツ」は、インディゴ染色工程で水の使用料を40％ほど削減し、化学薬品の使用料を50％削減した。独自のインディゴ染め工程で、洗って着込むほどに深みを増すジャパンブルーが育つ仕様としている。
ワークマンは「今回のサステナブル製品の210億円は金額的には多くないが、毎年Green TECHや和紙製品などの新たな素材が生まれていることは明るい材料。今後も、ワークマンはサステナブルな新製品の開発に地道に取り組んでいく」とコメントしている。
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