HYBE JAPAN、平手友梨奈のWeverse公式コミュニティーを開設 世界市場に進出：世界中のファンとの交流

HYBE JAPANは、平手友梨奈がグローバルファンダムライフプラットフォーム「Weverse」で公式コミュニティーをオープンしたと発表した。

[ITmedia]

　エンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業であるHYBEの日本本社HYBE JAPAN（東京都港区）は、平手友梨奈がグローバルファンダムライフプラットフォーム「Weverse」で公式コミュニティーをオープンしたと発表した。このコミュニティーを通じファンと日常を共有することによって、世界中の新しいファンを獲得する狙いだ。

平手友梨奈がWeverse公式コミュニティを開設

　平手友梨奈は2022年12月にHYBE JAPANが設立した新法人「NAECO（ネイコ）」に移籍した。平手はこれまで個人のソーシャルメディアや公式アカウントを運用してこなかった。今回の取り組みによって初めてファンと直接コミュニケーションできるプラットフォームに参加することになる。

平手友梨奈（C）NAECO

　Weverseは、HYBEとインターネット検索ポータルサイト「NAVER」が共同で出資する会社Weverse Companyが運営。BTSやSEVENTEENなどHYBE LABELSのみならず世界中のアーティストやオーディションプログラム約80組が公式コミュニティを開設している。世界245の国と地域から集まった累計約6000万のユーザー（年2月現在、コミュニティー重複加入者を含む）と日々、交流しているという。

BTS（P）&（C）BIGHIT MUSIC

　コミュニティーに加入したファンは「Feed」機能を使ってメッセージを投稿し、アーティストや他国のファンと交流する。アーティストも同様に投稿ができ、ファンの投稿に対して返信できるようにしているという。

　「Weverse LIVE」機能を通じてアーティストとファンがリアルタイムでのコミュニケーションを楽しめることに加え、アーティスト公式からの情報やメディアコンテンツも集約するなどアーティストに関する多様なサービスを提供している。

　Weverseは、一部動画やメンバーシップ（ファンクラブ）コンテンツなどを除き、会員登録をすることでアプリまたはブラウザから無料で利用できるようにした。

　同社は「Weverseは今回の平手友梨奈に続き、今後も多数のアーティストの公式コミュニティをオープンし、サービス高度化を持続することで、ファンダム文化を新しく便利にアップデートする『ファンダムライフプラットフォーム』に進化していく」とコメントしている。

　世界中のファンとアーティストが、より自由にコミュニケーションを図る場を設けることでファンとの関係を強固に結び、同社はコンテンツやグッズなどを販売するプラットホームとしてもコミュニティーを活用していく。