「まだかなあ、遅い！」と感じる期間 応募した企業からの返事：応募件数の目安（1/2 ページ）

アイデムは、仕事選びに関する調査を実施した。求人サイト利用者が、応募した企業からの返事が「遅い」と感じるまでの期間はどれくらいなのだろうか。

[熊谷ショウコ，ITmedia]

　総合求人サイト「イーアイデム」を運営するアイデム（東京都新宿区）は、仕事選びに関する調査を実施した。その結果、求人サイト経由で応募した企業からの返事について、半数以上の人が2日経った段階で返事がないと「遅い」と感じてることが分かった。

求職活動中の人に調査（提供：ゲッティイメージズ）

　「遅い」と感じる内訳を見ると「応募後半日」が7.7％、「応募後翌日」が16.2％、「応募から2日」が31.0％、「応募から3日」が22.3％、「応募から4日以降」が22.7％。

　希望する雇用形態別に見ると、正社員希望の人のほうが非正規雇用（パート・アルバイト、契約または嘱託社員、派遣社員の計）よりも「応募から4日以降」を選ぶ割合が1割ほど高く29.2％だった。

「返事が遅い」と感じる期間は？ 年代や雇用形態別の結果

　年代別では、特に「30代以下」が連絡を遅いと感じ始めるのが早い傾向にあった。また「応募から2日」までで59.3％と約6割の人が遅いと感じていることから、「企業としては素早い初動を求められている」（同社）とした。