ビジネスパーソンの9割「リスキリング推奨企業は魅力的」 実際に行われている施策とは?(1/2 ページ)
総合転職エージェントのワークポート(東京都品川区)は、「リスキリング」に関する意識調査を実施した。
総合転職エージェントのワークポート(東京都品川区)は、「リスキリング」に関する意識調査を実施した。リスキリングを推進している職場は魅力的と感じるか聞いたところ、「とても魅力的」と答えた人が48.3%、「やや魅力的」が45.6%と、合わせて93.9%のビジネスパーソンが好感を抱くことが分かった。
リスキリング推奨企業に魅力を感じる理由として、「働きながら自らの価値を高めることができるため」(30代男性・管理)、「従業員のことを考えていると思うから」(20代女性・事務)など、成長できる環境があることや、そういった環境を用意する企業の姿勢に魅力を感じるという意見が多く挙がった。
自身のキャリア形成にリスキリングは必要?
自身のキャリア形成においてリスキリングは必要だと思うかについての問いに、「絶対に必要」と答えた人は46.9%、「やや必要」は47.2%と、合わせて94.1%が必要であると答えた。「職種として知識の向上が必要だから」(40代男性、企画マーケティング)など、現職で活躍の幅を広げることを目指す意見が目立った。
一方、「新しい職種に挑戦したいため」(20代女性、医療福祉介護)といった転職を視野に入れた意見や、「世の中の変化に対応するため」(30代女性、企画マーケティング)といった意見も多かった。
もしリスキリングを受ける場合、96.4%が自身のキャリアが変化すると答えた。具体的にどのような変化があると思うかについては、「現在の仕事をより広い視点から見ることができる」(40代男性、企画マーケティング)、「職業選択の幅、キャリアアップの可能性が広がる」(30代男性、機械系エンジニア)といった声が寄せられた。
関連記事
- 脱げない靴下をつくりたい――と考案した「はかないくつした」が話題 逆転の発想はどう生まれたのか
「靴下のかかとが脱げやすいなら、いっそなくせばいいのでは?」――そんな思い付きから生まれたのが、ナイガイ(東京都港区)の「はかないくつした SUASiC(スアシック)」(1足880円)だ。 - オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。 - 「セカンド冷凍庫」が一躍人気になっている“なるほど”な理由 シャープに聞いた
「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。 - もはやオシャレ家電? 人気の「セカンド冷凍庫」しのぎ削るメーカー、焦点は2つ
食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。 - 異例の350万本突破 リップモンスターが口紅市場で“モンスター級”になれた理由
コロナ禍により、化粧品市場は大きな打撃を受けた。2020年は6670億円(前年比88%)と大きく落ち込み、21年もほぼ同水準となった。最大の要因はメークアップ化粧品で、特にファンデーションや口紅など、マスクを着用すると崩れたり隠れたりしてしまうカテゴリーの落ち込みが大きくなっている。こうした状況にあって、累計販売本数が350万本突破するほどの人気商品となっているのが、KATEの落ちにくい口紅「リップモンスター」だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.