「開拓性」が高めの人が多い都道府県、ユーグレナが分析:ゲノムデータ2万人
ユーグレナは、ゲノムデータをもとにした「開拓性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を発表した。それによると……。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ユーグレナ(東京都港区)は3月10日、ゲノムデータをもとにした「開拓性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を発表した。遺伝子解析サービスを使って「開拓性が高めのタイプ(遺伝子型:GG)」に該当する人の割合を都道府県(出生地)別に算出したところ、「鳥取県」(46.46%)が最も多いことが分かった。
次いで「山形県」(43.93%)、「沖縄県」(42.08%)、「佐賀県」(40.54%)、「長崎県」(40.39%)と続いた。
日本人の遺伝子型の割合を調べたところ、「開拓性が高めのタイプ」の平均は34.2%。30位だった「静岡県」が33.94%だったことから、30位以下の地域は「どちらかというと開拓性が低めのタイプの特徴である『保守的』『伝統にこだわる』『馴染みのものを好む』傾向がある地域」(ユーグレナ)だという。
近畿地方を見ると「奈良県」を除く6府県が30位以下に入っていることから、ユーグレナは「歴史のある神社やお寺など古き良き建造物や日本の伝統的な文化を近畿地方で維持できているのは、もしかしたら遺伝子が関係しているのかもしれません」とコメントした。
ちなみに、47位は「石川県」(26.27%)、46位「福井県」(28.24%)、45位「和歌山県」(28.28%)だった。
本調査は、ゲノムデータ2万1371人を分析。調査時期は2月。
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