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午後の紅茶「おいしい無糖ミルクティー」500万本突破 発売初日で目標ほぼ達成?:有糖が多い市場で存在感
キリンビバレッジは「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティー」の販売数量が初日で500万本を突破したと発表した。
キリンビバレッジは3月13日、7日に新発売した「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖 ミルクティー」の販売数量が初日で500万本を突破したと発表した。すでに3月月間の販売予定量の約8割を達成したことになる。
【訂正:2023年3月16日午前10時30分 初出で「すでに3カ月間の販売予定量の約8割を達成したことになる。」と記載しておりましたが、「すでに3月月間の販売予定量の約8割を達成したことになる。」に訂正いたします。】
同社によると、ミルクティー市場は有糖のものが多数を占めているという。無糖でも飲みごたえのあるおいしいミルクティーをつくるため、「無糖」と言える基準で糖類が少ない乳原料を厳選し、最適な原料を組み合わせた。
新商品は「キリン 午後の紅茶 ミルクティー」と比較して、仕事中や甘いものを食べるときなど幅広いシーンでの飲用意向があることが事前調査により分かっていた。同社は、無糖飲料の新しい選択肢の一つとしてミルクティーの飲用シーンが広がる可能性を期待している。
実際に新商品を飲んだ消費者からは「毎日飲んでも飽きない」「ゴクゴク飲める」といった意見があったという。同社は新商品を通して飲料としての新たなおいしさを訴求していく。
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