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自動車の盗難ランク、3位「アルファード」、2位「プリウス」、1位は?:トヨタのクルマが上位に
日本損害保険協会は「自動車盗難事故実態調査」を実施した。2022年に車両本体盗難件数が最も多かったのは……。
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日本損害保険協会は「自動車盗難事故実態調査」を実施した。2022年に車両本体盗難件数が最も多かったのは「ランドクルーザー」で、450件(構成比16.9%)であることが分かった。
2位は「プリウス」で282件(同10.6%)、以下「アルファード」184件(同6.9%)、「レクサス LX」156件(同5.9%)、「レクサス RX」90件(同3.4%)という結果に。レクサスブランド含め、トヨタ自動車のクルマが10位までのすべてを占めた。
ここ数年の傾向をみると、ランドクルーザーは2年連続で1位。アルファードは20年139件(同4.7%)、21年138件(同5.7%)、22年184件(同6.9%)と、構成比の増加が目立った。
盗難1件当たりの平均支払保険金は235万4000円で、21年の236万9000円とほぼ横ばい。発生時間帯は「深夜〜朝(午後10時〜午前9時)」が57.1%と最も多く、「日中(午前9時〜午後5時)」の28.4%、「夜間(午後5時〜午後10時)」の7.8%が続いた。
全国で発生した自動車の盗難および車上ねらい(部品盗難含む)で、調査期間内に事故が発生し、保険金の支払いを行った事案が対象(損害保険会社21社)。調査期間は20年1月1日〜22年12月31日。
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