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AIを活用して洋服を開発、どうなったか?10万人以上のデータを使った(1/5 ページ)

AIを活用した商品開発にヒット事例が生まれ始めている。ファッション領域でパーソナルスタイリングサービス「DROBE(ドローブ)」を提供するドローブ社では、2021年の秋冬シーズンから10万以上の会員データを取り込んだAIを商品開発に活用。AIはファッション業界の商品開発にどんな価値をもたらすのか。

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 OpenAIが提供する「ChatGPT」やグーグルが提供する「Bard」など、AIの進化が止まらない。ファッション領域でもAIを活用した業界最先端の取り組みが始まっている。

 ファッション領域でパーソナルスタイリングサービス「DROBE(ドローブ)」を提供するドローブ社では、2021年の秋冬シーズンから10万以上の会員データを取り込んだAIを活用して洋服を開発している。


AIを活用して開発した自社ブランド「グリナリー」の洋服は、消化率が約9割と好調だ

 これにより自社ブランドgreenery(グリナリー)では、生産枚数の約9割を消化するというヒット商品を多数開発。他社ブランドと共同開発した商品も7割以上の消化率を実現した。どのようにAIを活用しているのか。ドローブ社のC山敷守CEO、 佐熊陽平CMDO(chief merchandising officer/商品管理・販売における最高責任者)に開発の裏側を聞いた。

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