日産、R32型スカイラインGT-RをEVに プロジェクト始動:AE86に続き
日産自動車は3月38日、R32型スカイラインGT-Rをベースに、同社の最新電動化技術を搭載した「R32 GT-R EVコンバージョンコンセプトモデル」の製作を開始すると発表した。
日産自動車は3月38日、R32型スカイラインGT-Rをベースに、同社の最新電動化技術を搭載した「R32 GT-R EVコンバージョンコンセプトモデル」の製作を開始すると発表した。作業進捗といった製作の様子は、同社公式Twitterなどで発信していく。
今回のプロジェクトは、GT-Rに憧れて入社した技術者の「最高に好きなクルマに、今、自分が最高と思う技術を掛け合わせたら、世の中の人がもっとワクワクするクルマを作れるのではないか」という思いから生まれたという。同社は「最先端のEV技術をR32型GT-Rに搭載するEVコンバージョンモデルを通じて、多くの方々に、EVならではのワクワクする運転体験や魅力をお伝えしたい」とコメントしている。
8代目スカイライン・R32型は1989年5月に発売。専用設計した2.6L・直列6気筒DOHCツインターボエンジン「RB26DETT型」は、280馬力を発生した。駆動方式は、FRベースながら路面状況に応じて前後輪に駆動力を配分する、電子制御トルクスプリット4WDシステム「アテーサE-TS」を採用した。
サスペンションは新開発の4輪マルチリンク方式に一新し、セダン派生型のスポーツカーとしては世界トップクラスの運動性能を実現した。実戦でも性能を発揮し、国内外のレースで高い評価を受けている。
スポーツカーのEVモデルとしては1月13日、 トヨタ自動車が東京オートサロンでAE86をEVと水素エンジン車に改造して披露した。
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