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「提案力」を高めるにはどうすればいいのか 3つが必要:通るか通らないか(3/3 ページ)
今年はエポックメイキングな年であり、ビジネスの現場での厳しさはかつてないものになるのだろう。 これまでのようにうかうかしていられない。先輩社員から見ても、新人とはいえ見る目も変わる。新人だろうがなんだろうが今すぐ提案力を磨いて勝負に出る必要があるのだ。
表現力
表現力のなかでも、特に意識してほしいのが、文章力だ。ビジネスの現場で相手に何かを伝えるときには、メディアは何にせよ、文章で伝えることが大半となる。
読書離れが叫ばれている昨今、残念ながら若手ビジネスパーソンの文章力は、実はそれほど高くない。文章のクオリティーが低いと、高い人格と能力を備えながらも、その高さは伝わらないどころか、むしろマイナスの印象を与えてしまう。
提案資料が独り歩きすることを考えれば、よくできた文章の提案書は書き手の知性を垣間見る。その点、誰もが好んで使う、図版が豊富ないわゆるパワポ資料は、見た目は良いがメッセージ性は高くない。ほとんどは書き手の「自己満足」に終わる。
具体的な数値や事例も提案には必要なことだ。信頼性も上がり、具体的にイメージしてもらうための武器にもなる。
提案力を磨くには、まだまだ多種多様な方向があるが、1日も早く、自分の言いたいことを積極的に提案していこう。経験が何よりの成長の糧になるのは間違いないのだから。(INSIGHT NOW! 編集部)
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