満足度が高い「暗号資産取引所」 現物取引ランキング2位は「bitbank」、1位は?:証拠品取引も調査(2/2 ページ)
顧客満足度調査を実施するoricon ME(東京都港区)は全国の20〜69歳の男女を対象に、「暗号資産取引所」についての満足度調査を実施した。
証拠品取引の総合ランキングは?
証拠金取引とは、日本円や米ドルなどの通貨を担保(=証拠金)として預けることで、より大きな額の暗号資産を売買できる取引。証拠金を上回る額を取引可能なため、ハイリスクハイリターンなのが特徴だ。そんな証拠品取引ランキングも現物取引と同様、「GMOコイン」が1位を獲得した。
8つの評価項目では、「取引のしやすさ」「手数料の妥当性」「資産管理」「提供情報の充実さ」の4項目で1位になった。利用者からは、「すぐに約定する、スプレッドが安い。画面が見やすい」(20代男性)、「他の業者より取り扱い銘柄が多い、業績が安定していて信頼性がある」(40代男性)などの声が聞かれた。
2位には「bitFlyer」がランクイン。評価項目では「取引のしやすさ」「キャンペーン」「カスタマーサポート」「システムの安定性」の4項目で1位を獲得している。
利用者からは「セキュリティがよく安心して取引ができる」(40代男性)、「他社に比べて手数料が安い。またサイトのデザインが良くチャートも見やすい」(40代・男性)などの声が挙がった。
3位を獲得したのは「DMM Bitcoin」だった。評価項目では「口座開設」で1位を獲得、他6項目でも3位以内にランクインした。利用者からは「アプリで簡単に取り引きができる」(60代以上男性)、「初心者向き。直感で操作できることが多い」(50代男性)などの声が聞かれた。
調査は過去3年以内に、主に裁量トレードを用いて暗号資産取引所の現物取引、もしくは証拠金取引を自身で行っている全国の20〜69歳を対象に実施した。調査期間は2021年1月5〜12日、21年11月5〜12日、22年11月9〜16日。現物取引は5668人、証拠品取引は603人から回答を得た。
関連記事
- 脱げない靴下をつくりたい――と考案した「はかないくつした」が話題 逆転の発想はどう生まれたのか
「靴下のかかとが脱げやすいなら、いっそなくせばいいのでは?」――そんな思い付きから生まれたのが、ナイガイ(東京都港区)の「はかないくつした SUASiC(スアシック)」(1足880円)だ。 - オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。 - 「セカンド冷凍庫」が一躍人気になっている“なるほど”な理由 シャープに聞いた
「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。 - もはやオシャレ家電? 人気の「セカンド冷凍庫」しのぎ削るメーカー、焦点は2つ
食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。 - 異例の350万本突破 リップモンスターが口紅市場で“モンスター級”になれた理由
コロナ禍により、化粧品市場は大きな打撃を受けた。2020年は6670億円(前年比88%)と大きく落ち込み、21年もほぼ同水準となった。最大の要因はメークアップ化粧品で、特にファンデーションや口紅など、マスクを着用すると崩れたり隠れたりしてしまうカテゴリーの落ち込みが大きくなっている。こうした状況にあって、累計販売本数が350万本突破するほどの人気商品となっているのが、KATEの落ちにくい口紅「リップモンスター」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.