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「何頭いるの?」「鹿まみれ」 近鉄の「ならしかトレイン」が話題、導入の狙いは?SNSで話題(2/2 ページ)

「何頭いるの?」「鹿まみれ」――近鉄が運行するラッピング列車が話題。内装、外装、つり革などいたるところに鹿があしらわれている。導入の狙いは?

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地域住民にも好評

 国内観光客、インバウンド旅客の回復を見込み、奈良公園への同社路線の利便性を訴求するプロモーションの一環として、ならしかトレインを導入。

ならしかトレイン
扉のデザイン

 「SNSでは『見つけた!』『乗れました!』など、写真付きでの投稿が多数見受けられ、ご好評をいただいております。6両編成全てに、内装、外装ともに全面ラッピングするという大規模な改装を行いました。この改装がインパクトをもってお客さまの印象に残ったものと考えています」(近鉄担当者)

ならしかトレイン
扉のデザイン

 SNSへの投稿は、意外にも沿線の住民が多いという。通勤車両であるため、利用客はさまざま。2編成ということもあり、観光客が出会うことは少ないようだ。

 「観光の方をターゲットに企画をしていましたが、こうして地元の方に注目していただけるのは企画者としてうれしい限りです」(近鉄担当者)

ならしかトレイン
外装
ならしかトレイン
細かいところにも鹿をあしらう
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