日本で「最も居心地の良い場所」 3年連続1位「屋久島」を抜いたのは?:旅行者の口コミを集計
旅行予約サイトのブッキング・ドットコム・ジャパンは、旅行者の口コミをもとにした「日本で最も居心地の良い場所」ランキングを発表した。1位は……。
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旅行予約サイトのブッキング・ドットコム・ジャパンは、旅行者の口コミをもとにした「日本で最も居心地の良い場所」(2023年版)ランキングを発表した。熊本県の「南小国町」がトップを獲得した。
1位を獲得した熊本県の南小国町は、22年のランキングでは上位20位にもランクインしていなかったにもかかわらず、3年連続で1位を獲得していた鹿児島県の「屋久島」を抜いた。南小国町の他にも「由布市」(大分県)、「今帰仁村」(沖縄県)、「小谷村」(長野県)が22年ランキング外からのトップ10入りとなり、自然あふれる場所や温泉のある旅先が旅行者にとって「最も居心地のいい場所」であることがうかがえた。
南小国町の特徴は、山林と原野が総面積の約85%を占めること。年2回しか立ち入ることのできない「秘密の渓谷」と呼ばれるマゼノ渓谷では貴重な絶景を堪能でき、緑豊かな山々に囲まれた黒川温泉では季節ごとに楽しめる景観と豊富な泉質で贅沢(ぜいたく)な時間を過ごす人が多いようだ。
2位は鹿児島県の「屋久島」、3位は長野県の「野沢温泉」村がランクインした。2位の屋久島は、島の多くが山岳部分であり「洋上のアルプス」と呼ばれている。特異な生態系と優れた自然景観、透き通るような海が魅力の世界自然遺産の島だ。
3位の野沢温泉村は、日本で唯一村の名前に「温泉」が付いており、温泉街には13の外湯が点在していて温泉巡りを楽しむ人が多い。
4位は「鎌倉市」(神奈川県)、5位は「富士吉田市」(山梨県)だった。
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