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オーブンレンジ「EVERINO」が好調 象印マホービン、なぜ17年ぶりに投入したのかあの会社のこの商品(4/6 ページ)

象印マホービンがオーブンレンジを発売し、レンジ市場に参入した。なぜ競争の厳しいレンジ市場に参入したのか? 参入背景などを企画担当者に聞いた。

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時間がかかるグリル調理を時短調理できるものに

 一方のレジグリは、食材の芯までレンジ機能で素早く熱を通し、その後は自動でグリル機能に切りかわって食材の表面にこんがり焼き色をつけて仕上げる機能。レジグリに比べ少し調理時間が伸びるが、グリル機能からレンジ機能への切りかえも可能で、メニューに合わせて焼き色を調整することができる。


「レジグリ」使用時のレンジによる温め(イメージ)

「レジグリ」使用時のグリルの焼き上げ(イメージ)

 同社の調査では、オーブンレンジで最も使っていない機能がグリル機能。その理由は「時間がかかる」で、この課題解決としてレジグリの搭載を決めた。

 グリル時に使う角皿はレンジのマイクロ波を透過するセラミック製。ガラスボウルを差し込むためのレールは別につくって固定している。それなりの重さがあるガラスボウルを支えるためには、しっかりしたレールが不可欠だったためである。

 サクレジは、同社が調べたレンジの不満で3番目に多かった揚げ物の温め直しに対応したもの。ボタンを押すだけで、レンジ加熱で中を温め、グリル加熱で衣をサクサクに焼き上げる。中身は温かいが衣がべちゃついている、外はサクサクだけど中身が冷たい、といった不満を解消できる。

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