インタビュー
家電の「サンコー」がテレビに何度も登場する、納得の理由:広報戦略を聞いた(1/5 ページ)
おもしろ家電で知られる「サンコー」は、年間200回を超えるテレビ出演などメディアでの露出を多数獲得している。このPR戦略を実行するのが、自身をキャラクター化して活動する○(土へんに谷)晋介(えき・しんすけ)氏だ。一体どんな人物なのか。同社の広報戦略を聞いた。
家電メーカー「サンコー」(東京都千代田区)の勢いが止まらない。コロナ禍の2020年度の売り上げを見ると、対前年度比で250%アップを達成。一風変わったコンセプトがウリで、最短14分でご飯が炊ける「超高速弁当箱炊飯器」や冷却プレートで首元を冷やす「ネッククーラー」シリーズは、大ヒット商品となった。
商品そのものもインパクトがあるが、「名物広報」といわれる、えき(土へんに谷)晋介氏も相当のインパクトだ。オレンジ色のワイシャツに蝶ネクタイ、オーバーオールと一度見たら忘れないいでたちに、「ekky(エッキー)」というニックネームと「ekky(エッキー)ポーズ」で、メディアから引き合いが強い。
広報人材をキャラクター化するPR戦略で、近年は年間200回以上のテレビ露出を獲得しているとか。えき氏本人に実情を聞いた。
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