ランドセルの人気カラー 3位「茶・キャメル」、2位「黒」、1位は?:「赤・黒系以外」が8割
工房系ランドセルメーカーの土屋鞄製造所(東京都足立区)は、2024年度入学用ランドセルの発売後1カ月間(3月1〜31日)の売れ行きを集計し、「人気カラーランキング」を発表した。
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工房系ランドセルメーカーの土屋鞄製造所(東京都足立区)は、2024年度入学用ランドセルの発売後1カ月間(3月1〜31日)の売れ行きを集計し、「人気カラーランキング」を発表した。人気カラー1位は「青・ネイビー」(17.5%)で、2位「黒」(15.9%)、3位「茶・キャメル」(15.7%)と続く。
約40色のカラー展開で1位は「青・ネイビー系」だった。昨年のランキングでは5位であり、4つランクアップした。その他、10位以内には「パープル」「ピンク」「緑」「黄色系」がランクイン。78.4%が「赤・黒系以外」を選んでいて、ランドセルの多色化を反映した結果となった。
同社は、「パープルとピンク系は昨今、赤色に代わる新定番になりつつある。また3位の茶・キャメル系などは、6年間使える落ち着いた『大人色』として支持されている」と話した。
ランドセルの進化は多色化だけではない。昨今、教科書の大判化やICT教育に必要なタブレット、置き勉の禁止、感染防止のための水筒持参など、小学生の荷物は年々重くなっており、「軽い」ランドセルの需要が高まっている。メーカー各社は牛革や人工皮革を使わない、軽いランドセルを投入する他、子ども服大手のファミリアやニトリなど、軽いランドセルを武器に新規参入する企業も登場している。
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