調査リポート
「駅で困ったことがある」5割、どんなことに?:1000人に聞いた
交通のかなめで、多くの人々が行き交う駅。「駅で困ったことはある」という人が53.3%いることが、ナビットの調査で分かった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
交通のかなめで、多くの人々が行き交う駅。「駅で困ったことはある」という人が53.3%いることが、ナビット(東京都千代田区)の調査で分かった。
前年(2022年)の調査でも、52.5%が「ある」と回答しており、ほぼ半数の人が何らかの不満を抱えていると言えそうだ。
「駅で一番困るのはどんなときですか」と尋ねたところ、最も多かったのは「乗り換えや出口・トイレなどの案内表示が不十分なとき」(20.6%)。以下「何か尋ねたいときに、改札やホームに駅員がいないとき」(14.5%)、「駅の表示やアナウンスが不十分で、どの電車に乗ればよいか分からないとき」(10.0%)、「人混みで身動きがとれなかったり、人とぶつかったりするとき」(9.1%)が続いた。
「駅で困ったとき、誰に手助けを求めたいですか」と聞くと、「駅員」が77.4%でダントツ。以下「警備員」(7.5%)、「他の利用客」(5.1%)、「警察官(鉄道警察隊など)」(4.4%)が続いた。一方、「他人には頼みづらい」との声も15.0%あった。
インターネットによる調査で、対象は男女1000人。調査期間は4月。
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