調査リポート
働く人の「理想の睡眠時間」は平均7時間55分、現実は?:年代別にも違いが(1/2 ページ)
アサヒグループ食品は、ビジネスパーソンの睡眠実態と意識に関する調査を実施。平日は平均してどのくらいの睡眠時間を取っているのだろうか。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
アサヒグループ食品は、ビジネスパーソンの睡眠実態と意識に関する調査を実施した。その結果、平日の睡眠時間の平均は7時間1分で、理想の睡眠時間の平均は7時間55分。理想の睡眠時間まで「54分不足」していることが分かった。
平日の睡眠時刻と起床時刻、睡眠時間について実態と理想を聞いたところ、実態の平均値は「就寝時刻23:26、起床時刻6:27、睡眠時間7時間1分」、理想の平均値は「就寝時刻22:52、起床時刻6:47、睡眠時間7時間55分」。
世代別では、世代が下がるほど理想と現実の睡眠時間差が開く傾向にあり、Z世代の「68分差」が最も大きいギャップとなった。
睡眠の満足度と働き方の関係を調査したところ、リモートワークの頻度が週5日以上で「(自身の睡眠に)満足している」人は48.3%。在宅勤務を全くしておらず「(自身の睡眠に)満足している」人は32.6%で、在宅勤務をする人はしない人に比べて睡眠満足度が15.7ポイント高い結果となった。
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