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サンリオ、政治・経済などの分野で解決すべき社会課題10個を設定した「サンリオ・マテリアリティ」を発表 「クリエイティブの民主化」など2月にはサステナビリティ委員会も設立

サンリオが「サンリオ・マテリアリティ」を発表した。政治・経済など、エンタメ領域以外のトレンドを分析し、解決すべき社会課題を10個設定した。

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 サンリオは5月18日、サステナビリティ経営の推進に向けて解決すべき10個の重要課題「サンリオ・マテリアリティ」として発表した。2021年に定義したビジョン「One World, Connecting Smiles. 〜一人でも多くの人を笑顔にし、世界中に幸せの輪を広げていく〜」の達成に向けて策定した。


画像はイメージ、出所:ゲッティイメージズ

 サンリオ・マテリアリティは、向こう10年を見据えた自社の環境分析を行い、エンターテインメント市場だけでなく、政治や経済といった市場のトレンドなどを勘案してテーマを抽出。「『創出価値』により解決される課題」と「『ESG』の観点で解決すべき課題」の2つで大別される。


発表した10個の「サンリオ・マテリアリティ」(出所:プレスリリース)

 前者には「Well-Beingの充足」「クリエイティブの民主化」「ダイバーシティの実現」などが盛り込まれた。後者には「人権の尊重」「顧客のプライバシー&データセキュリティ」といった要素が含まれている。

 同社はサステナブルな企業価値の向上に向け、社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を2月に設立。サステナビリティに関する取り組みの全社横断的な検討や推進、体制構築などを担うとしている。

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