仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
アウトドア総合情報サイトを運営するフォーイット(東京都渋谷区)は、全国の男女を対象に「トレンドに対する反応」に関するアンケートを実施した。その結果、「話題や流行りに敏感」と答えた人が最も多かったのは「10代女性」だった。
「話題のものや流行りのものに敏感か? すぐに試したいと思うか?」という質問に対し、37.0%が「話題や流行りに敏感」と回答。「あまり敏感ではない」は36.5%、「全く知らない・興味がない」は26.5%だった。
「話題や流行りに敏感」と答えた人を男女年代別にみると、最も多かったのは男女ともに「10代」。男性は43.0%、女性は58.0%だった。一方、「あまり敏感ではない」と答えた人が最も多かったのは50代女性(50.5%)、「全く知らない・興味がない」は20代男性(39.0%)となった。
未婚・既婚別に見ると、「流行りに敏感」と回答した未婚者は36.8%、既婚者は37.3%と大差のない結果となった。その一方で「全く知らない・興味ない」と答えた人は既婚者のほうが多かった。
職業別に見ると、「話題や流行りに敏感」と回答した人は「経営者・役員」に最も多く見られ52.6%となった。しかし、実際に「試しはしない」(31.6%)という回答も多く、ビジネスに関する情報に敏感ではあるが、情報自体は慎重に評価し実行に移していることが推測される。
次いで「会社員」(41.6%)、「公務員」(40.1%)、「専業主婦・学生・アルバイト」(37.7%)、「自営業・自由業」(32.6%)という結果に。
調査は4月18日、18〜59歳の男女2000人を対象にインターネットで実施した。
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