ニュース
「高すぎる」――開発当初は批判もあった「ボンカレー」が世界一になったワケ:ロングセラー商品の育て方(1/3 ページ)
世界最長寿のレトルトカレーブランドとして知られる「ボンカレー」。1月10日には「ギネス世界記録」に認定されたと発表し、話題を集めた。開発当初は「高い」など批判もあり、さまざまな苦労があった――。
ロングセラー商品の育て方
誰もが知る、あのロングセラー商品はいかにしてうまれたのか。人気を持続させるための秘訣は何なのか。ロングセラー商品の育て方を、企業の担当者の視点から解き明かす。
世界最長寿のレトルトカレーブランドとして知られる「ボンカレー」。大塚食品を代表するロングセラー商品として長年幅広い層から愛されている。1月10日にはボンカレーが「ギネス世界記録」に認定されたと発表し、話題を集めた。
お湯やレンジでサッと温めるだけで食べられるレトルトカレーは、忙しく働くビジネスパーソンの夕食、リモートワーク時の昼食で大変便利だ。また、忙しい子育て世代からは、ぱぱっと子どもに食事を提供できることも支持される。そんな風に、今はなじみ深いレトルトカレーだが、開発当初はさまざまな苦労があった――。
他社とは違うカレーを 開発の経緯
関連記事
- 「ごみを売るなんて!」反対の声も 火事の元になる厄介者「今治のホコリ」が売れたワケ
カラフルな着火剤「今治のホコリ」が売れている。この商品は、染色した後乾燥させる際に出たホコリを活用。開発当初は「ごみを売るなんて!」反対の声も出ていたというが――。 - 営業マンからバリスタへ 68歳男性がスタバでフラペチーノを作る理由
スタバの象徴、緑のエプロンを身に付け、フラペチーノを作る「68歳」の児玉さん。バリスタとしてすべての業務を担当。かたくなに『バリスタはしない』と避けていました」と振り返るが……? - 「溶接の作業着」がキャンパーに爆売れ ワークマンが「エクセル研修」を強化して見えた新たなニーズとは
ワークマン好調の背景には「データ活用の強化」がある。作業服だけではなく、新業態を続々とオープンし、新規層を獲得。「エクセル研修」を強化して見えた新たなニーズとは? - 大きな「ランチパック」が人気! ローソンも巨大カップ麺投入 「大盛り」がアツいワケ
最近、「コスパ」を重視した大盛り商品が盛り上がりを見せている。大きな「ランチパック」が好調、ローソンも巨大カップ麺投入。今、「大盛り」がアツいワケ。 - ローソンのトイレをデコレーションしたら、どんな効果があった? 導入店舗の声
ローソンはアートシールでデコレーションした「アートトイレ」を展開している。トイレをデコレーションしたら、どんな変化があったのだろうか? 導入店舗に聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.