2015年7月27日以前の記事
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「高すぎる」――開発当初は批判もあった「ボンカレー」が世界一になったワケロングセラー商品の育て方(1/3 ページ)

世界最長寿のレトルトカレーブランドとして知られる「ボンカレー」。1月10日には「ギネス世界記録」に認定されたと発表し、話題を集めた。開発当初は「高い」など批判もあり、さまざまな苦労があった――。

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ロングセラー商品の育て方

 誰もが知る、あのロングセラー商品はいかにしてうまれたのか。人気を持続させるための秘訣は何なのか。ロングセラー商品の育て方を、企業の担当者の視点から解き明かす。


 世界最長寿のレトルトカレーブランドとして知られる「ボンカレー」。大塚食品を代表するロングセラー商品として長年幅広い層から愛されている。1月10日にはボンカレーが「ギネス世界記録」に認定されたと発表し、話題を集めた。

 お湯やレンジでサッと温めるだけで食べられるレトルトカレーは、忙しく働くビジネスパーソンの夕食、リモートワーク時の昼食で大変便利だ。また、忙しい子育て世代からは、ぱぱっと子どもに食事を提供できることも支持される。そんな風に、今はなじみ深いレトルトカレーだが、開発当初はさまざまな苦労があった――。

ボンカレー
元祖ボンカレー(提供:大塚食品、以下同)

他社とは違うカレーを 開発の経緯

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