「スナックをめぐるツアー」が人気 どんなツアーなのか、同行してみた:外国人や若い女性が参加(4/5 ページ)
外国人観光客向けの「スナックはしごツアー」や国内のスナック初心者向けの「スナック入門ツアー」が好評だ。一体どんなツアーなのか。スナック入門ツアーに同行したところ……。
20代女性が語った「スナック」の印象
23年4月から提供しているスナック入門ツアーもまた好評だ。参加者の約8割がスナック初心者の20代女性で、五十嵐氏いわく「若年層の間で”昭和カルチャー”が流行っている影響が大きいのではないか」とのこと。今回、20代女性2人組のスナック入門ツアーに同行した。
都内の企業で働いているという2人。スナックを訪問したことがある知人から「ママとの会話がおもしろい」と聞いて、スナックに興味を持ったという。「行きつけのお店をつくりたい」とも話していた。
同ツアーは新橋の立ち飲み屋とスナックを1軒ずつ訪れる「食べ呑みコース」とスナック2軒を訪れる「スナックはしごコース」がある。数杯のドリンクにおつまみや乾き物がつき(コースによって異なる)、料金はいずれも1人1万円から。人数が増えるごとに1人当たりの価格が安くなる。
今回はスナックはしごコースで、新橋にあるレトロな雰囲気の「Natsu夏」と婚活スナックとして知られる「スナック aeru(アエル)」を訪問した。
最初こそ緊張した面持ちの2人だったが、五十嵐氏に勧められ1軒目でカラオケを熱唱すると、だんだんと場の雰囲気になじんでいった。2軒目では、ママや常連客とも打ち解けるまでに。
終了後2人に感想を聞いてみると、「思っていた場所と違っていた。初対面でも打ち解けられた」「イメージがポジティブに変わった。居場所ができたような感じ」と満足した様子だった。はたから見ても、純粋に楽しんでいるように見えた。
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