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青森ねぶた祭、100万円「プレミアム観覧席」今年も販売 昨年は約2日で完売:収益は担い手に還元(1/2 ページ)
オマツリジャパンが、青森ねぶた祭プレミアム観覧席「100万円のVIPシート」を販売する。昨年に続き2回目となる取り組み。収益は地域経済や祭りの担い手に還元する。
祭りや地域文化のコンサルティングなどを手掛けるオマツリジャパン(東京都練馬区)は7月5日、青森ねぶた祭プレミアム観覧席「100万円のVIPシート」の販売を、同日午後5時頃から開始すると発表した。今回の取り組みにより得られた収益を地域経済と青森ねぶた祭の担い手に還元することで、持続可能な循環モデルの創出を目指すとしている。
プレミアム観覧席の正式名称は「青森ねぶた祭プレミアム観覧席 -夏の灯(ひ)と宴-」で、開催日は8月2〜6日。会場は青森市内平和公園通り前・ホテル青森敷地内特設会場だ。100万円のVIPシートは1日6組限定で、最大利用人数は1組8人とした。
プランの主な内容は「青森ねぶた祭の観覧に特化したVIPシートでの観覧体験」「青森ねぶた祭の担い手によるねぶた祭解説」「専属コンシェルジュによる接客サービス」「青森の旬を感じられる食事/飲み物」だ。
ねぶた祭の担い手による解説では、ねぶた制作・作品に込めたこだわりを紹介する。食事に関しては、青森県産の食材を使用した料理をお重形式で提供するという。各席には、シャンパンと青森の夏にちなんだ珍しい地酒のボトルを備えた。専属コンシェルジュは、食事や飲み物を提供するだけでなく、利用者が快適に観覧できるためのさまざまなサポートをするという。
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