2015年7月27日以前の記事
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“松屋風”ロモサルタードが好評 高いレシピ開発力を見せつけたと言えるワケ長浜淳之介のトレンドアンテナ(5/6 ページ)

期間限定で販売している“松屋風”ロモサルタードが好調だ。開発の背景にはミツカンの提案もあった。松屋の高いレシピ開発力を見せつける結果となった。

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松屋の創作料理としてはおいしい

 東京・歌舞伎町のぺルーサンド専門店「ラニートス」でも、ロモサルタードのサンドイッチを注文してみた。ハンバーガーのバンズのような丸いパンに、牛肉と野菜の炒め物が入っていた。


ラニートス

 シェフによれば「本来のロモサルタードはご飯で食べるものだが、当店ではサンドイッチにアレンジしている」という。

 ラニートスのシェフは日本人だが、ペルー人が食べにくるほど本格的な店。東京のペルー料理店や現地での修業経験もある。

 「ペルー人のコミュニティーでは、松屋のロモサルタードは『松屋の創作料理としてはおいしいがロモサルタードではない』が定説になっている」とのこと。牛肉の代わりに使うのは、豚肉ではなく鶏肉。「松屋は鶏肉を使った料理もある。一言、私たちのような専門家に相談してくれれば、もっと良い料理ができたのに」と、残念そうだった。

 豚肉を鶏肉に変えれば、ペルー人も納得していたのかもしれない。


ラニートス、ロモサルタードのサンドイッチ

ラニートス、紫とうもろこしのジュース

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