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なぜ? 35歳以上のビジネスパーソンが「異業種」への転職を志すワケ(2/2 ページ)
ミドルに人気の転職先の第1位は「異業種の同職種」であることがエン・ジャパン(東京都新宿区)による調査で明らかとなった。35歳以上のビジネスパーソンはなぜ「異業種」への転職を志すのだろうか。
異業種 具体的にどこに行きたい?
異業種への転職に興味を持つ人に、具体的な業種を聞くと、30代のトップは「IT・インターネット・ゲーム」(27%)、40代・50代のトップは「メーカー」(40代:23%、50代:24%)となった。
興味のある職種は「管理部門系」が最も多く19%だった。次いで「経営・経営企画・事業企画系」(11%)、「マーケティング・販促企画・商品開発系」(9%)となり、業種が変わってもスキル・経験が生かしやすい職種が並んだ。
57%が異業種転職をした経験があると回答。異業種転職をして良かったことは「仕事の幅が広がった」が64%で最多。次いで「知識やスキルを磨けた」(57%)という結果に。
回答者からは「広告会社から事業会社への転職により、前職までのスキル・ノウハウを生かしながら、上流での意思決定に関与する機会を得られた」(30代男性/メディカル)、「同職種であっても業界が変わればやり方も違う。それぞれ良いところ悪いところがあり、転職を繰り返すことで知識、経験、給与、人脈などがレベルアップしている気がする」(50代男性/コンサルティング)といった声が集まった。
調査は5月10日〜7月10日に実施。同社が運営するが転職サイトを利用する35歳以上のユーザー1532人から回答を得た。
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