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「ミニ四駆」に一度敗北……「ゾイド」飛躍の歴史 40年愛される2つの理由あの話題は今(2/5 ページ)

人気玩具「ゾイド」が40周年を迎えた。初代シリーズは売り上げが低迷。失敗を糧に平成に発売したシリーズ(第2期)はテレビアニメの放送とともに一時代を築いた。プロジェクト担当者にゾイドが愛される理由と事業の今後を取材した。

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アニメ制作で一時代 第2期で出荷数2500万体以上

 そんなゾイドの知名度を高めたのは第2期だ。テレビアニメの制作と、作中に登場するゾイドを商品化する手法で子どもたちから高い人気を誇った。第2期では『ゾイド -ZOIDS-』『ゾイド新世紀/ゼロ』『ゾイドフューザーズ』『ゾイドジェネシス』のテレビアニメ4作品が制作され、日本国内と海外展開を合わせて、出荷数は2500万体以上を記録した。

『ゾイド -ZOIDS-』『ゾイド新世紀/ゼロ』(c) TOMY (c)ShoPro
『ゾイドフューザーズ』『ゾイドジェネシス』(c) TOMY (c)ShoPro

 10年余りの充電期間を経て登場した第3期では、世界観や商品設計などを変更。アニメ2作品が制作され、これまでシリーズ累計出荷数4400万個以上、累計売上830億円以上を記録するタカラトミーを代表するIPとなっている。

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第3期の「ゾイドワイルド」シリーズとして登場した「ワイルドライガー」(出典:タカラトミー公式Webサイト)

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