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初代『ゾイド』、地上波で24年ぶり再放送 誕生40周年、根強い人気タカラトミーの人気IP

タカラトミーの人気玩具シリーズ「ゾイド」の初アニメ作品『ゾイド -ZOIDS-』を東京MXが再放送している。1999年の放送から、地上波では24年ぶりの再放送となる。シリーズ40周年を記念した取り組みの一環。

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 タカラトミーの人気玩具シリーズ「ゾイド」の初アニメ作品『ゾイド -ZOIDS-』を東京MXが4月3日から再放送している。1999年の放送から、地上波では24年ぶりの再放送となる。シリーズ40周年を記念した取り組みの一環。

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『ゾイド -ZOIDS-』(出典:タカラトミー公式Webサイト)

 ゾイドは、ライオンやティラノサウルスなどの動物・恐竜をモチーフに、電動モーターやゼンマイで駆動するギミック式のプラモデル玩具。83年の発売から誕生40周年を迎え、タカラトミーを代表する商品となっている。第1期(83年〜91年)と第2期(99年〜2006年)を合わせた累計出荷数は4400万個以上、累計売り上げは830億円(ともに18年2月時点)に上る。

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タカラトミーが過去に販売した歴代ゾイド(出典:タカラトミー公式Twitterアカウントの投稿

 再放送中の『ゾイド -ZOIDS-』は、ゾイドの世界観を映像化した初のアニメ作品として、毎日放送が99年9月から翌00年12月まで放送した。金属生命体ゾイドと人間が共存する架空の惑星「Zi」を舞台に、主人公バン・フライハイトが、記憶を失った少女フィーネの記憶を取り戻す旅を描いている。

 主人公の愛機「ブレードライガー」など作中に登場するゾイドの描写に当時の最新技術である3DCGを用いており、国産3DCGアニメ初期作の1つとして、放送から四半世紀が経過した現在でも根強い人気を誇る。2Dと3DCGを組み合わせた制作方法も、当時としては画期的で、業界内でも評価が高い作品だ。

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作中に登場するゾイドは3DCGで描いている(出典:東京MX公式Webサイト)

 東京MXはゾイドを毎週月曜日午後7時から放送中。4月17日には第3話を放送する。販売元のタカラトミーは公式YouTubeチャンネルで再放送に伴うプロモーション動画を公開し、PRしている。

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