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リモート時代の部屋のこだわり 「間取り」「広さ」上回る1位は?(1/2 ページ)
コロナ禍を経て在宅勤務が定着するなど、ここ2〜3年で働き方にもさまざまな変化が生まれた。在宅勤務を主流とする人たちは、住まいに対してどのような意識やこだわりを持っているのか――。
コロナ禍を経て在宅勤務が定着するなど、ここ2〜3年で働き方にもさまざまな変化が生まれた。在宅勤務を主流とする人たちは、住まいに対してどのような意識やこだわりを持っているのか――。不動産会社のクレアスライフ(東京都港区)が在宅勤務をする425人に調査した。
職場までの理想の通勤時間は「30分以内」が35.8%で最多。「1時間以内」(24.5%)、「45分以内」(22.1%)と続いた。「10分以内」(3.3%)、「20分以内」(9.9%)とした人はそれぞれ1割に満たず、少数派となった。
最寄り駅までの徒歩の許容範囲時間は「10分以内」が38.6%で最多、「8分以内」が21.2%で続いた。
「駅徒歩5分で眺望×」「駅徒歩10分で眺望○」 どっちを選ぶ?
「駅徒歩5分で眺望が良くない部屋」と「駅徒歩10分で眺望の良い部屋」では、どちらを選ぶか。「駅徒歩10分で眺望の良い部屋」を選んだ人が55.8%を占め多数派に。「駅徒歩10分で眺望の良い部屋」を選んだ人について、在宅勤務の経験有無で回答を比較すると、「経験あり」の人は57%だったのに対し、「経験なし」の人は51%となった。在宅勤務をしている人ほど、住まいの眺望を重視していることがうかがえる。
同社は「在宅勤務によって最寄り駅との往復回数が減り、駅からの近さより、部屋で仕事をしていて、ふと窓の外を眺めたときにリフレッシュできるような部屋が求められているようだ」とコメントした。
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