「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」もうすぐ開幕 主要メーカーの出展内容は?:東京モーターショー改め(2/4 ページ)
東京モーターショー改め、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が10月26日から開幕する。国内大手メーカーの出展内容をまとめた。
日産、EV「ニッサン ハイパー」シリーズを複数展示
日産自動車はEVコンセプトカーや先進技術を通して、同社が目指すワクワクする未来の姿を示すという。
EVコンセプトカーとして、都市や郊外など走る場所を問わないクロスオーバーEV「ニッサン ハイパーアーバン」、アウトドア好き向けの本格SUV「ニッサン ハイパーアドベンチャー」、上質さと先進技術を両立したプレミアムEVミニバン「ニッサン ハイパーツアラー」、スタイリッシュなデザインに仕上げたコンパクトクロスオーバーEV「ニッサン ハイパーパンク」などを展示する予定だ。
その他、同社の創立90周年を記念した特別仕様車も出展する。電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」の走りを体感できるドライビングシミュレーターや、フォーミュラEの加速を感じながら自身の写真が撮れるパワーセルフィ―などのコンテンツも用意した。
ホンダ、ソニーと共同開発の「AFEELA Prototype」を国内初の一般展示
本田技研工業(ホンダ)のテーマは「Honda DREAM LOOP」で、「時間や空間といったさまざまな制約からの解放」「人の能力と可能性の拡張」を体現したモビリティや技術を用意した。
回収した使用済みアクリル樹脂を再利用して作られた四輪・二輪電動モビリティ「SUSTAINA-C Concept/Pocket Concept」は、地球環境の保護と自由な移動の喜びの両立を目指し開発した。EVの「SC e: Concept」は、バッテリー交換を簡単にしているのが特徴。充電待機時間の短縮を図っている。また、ソニーとホンダが共同開発する「AFEELA Prototype」を日本で初めて一般展示する。
マツダ、謎に包まれたコンセプトモデルを世界初公開
マツダは「『クルマが好き』が、つくる未来。」をテーマとした。世界初公開となるコンセプトモデルの詳細は明かしておらず、デザインの一部のみ先行公開している。
また、キッザニアとコラボし、就学児向けの「砂型鋳造体験」と未就学児向けの「プレス工場の職人体験」という2種類の体験コンテンツを用意。マツダの工場を再現した環境で、モノづくりの楽しさを次世代を担う子どもたちに提供する。
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