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チケット最高額は1200万円 ドコモが「バイエルン対マンC」でスポーツ興行に参入した狙い:携帯、配信に次ぐ収益源に(2/7 ページ)

ドコモはJリーグと共に主催者となり、世界最高峰のクラブチームであるマンチェスター・シティFCとFCバイエルン・ミュンヘンという「奇跡の一戦」を開催した。なぜ通信会社ドコモが、スポーツ興行に参入したのか。キーマンに聞いた。

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超富裕層向けの特別シートやサービス どんな内容?

 バイエルンとマンCとの試合では、1人15万円のシートから10人用の個室1200万円まで11種類を販売した。一試合のチケットが1000万円を超える世界があるのだ。これが今回のドコモによる興行の目玉のひとつ「ホスピタリティプログラム」である。ホスピタリティプログラムとは、一言でいえば超富裕層向けの特別シートやサービスを用意したビジネスだ。

 サービス内容は種類によってさまざま。専用ゲート、専用ラウンジ、専用ビュッフェまたはフルコース&フルサービスでの食事、試合前日にピッチサイドでの練習見学、試合後にピッチを歩く、選手から直接サインをもらえる、専用駐車場が付くなどの特典がある。


国立競技場には6万5049人の観客が集った(©J.LEAGUE)

 「ドコモは、購入者が選手と直接会える機会を設けることによって、ホスピタリティの付加価値を高めました。ピッチサイドで選手と会えたり、スタジアム内にあるチームバスの到着所から選手がロッカールームに入るときに間近で出迎えられたりできる特典などを付けました。サッカーが好きな富裕層からの問い合わせが多かったですね」(鈴木課長)

 もう一つの見どころがホスピタリティラウンジだ。例えば専用ラウンジは、それぞれのチームカラーに合わせた内装で統一。「マンチェスターラウンジ」「ミュンヘンラウンジ」と分けた。中は座り心地の良いソファなどがあり、富裕層が入会するようなプライベートクラブのような雰囲気だ。


ミュンヘンラウンジの内装(©J.LEAGUE)

 特に評価が高かった演出を聞くと、ラウンジでの香りだったと話す。

 「この試合に向けて作られた、ピッチの芝をテーマにしたオリジナルのルームフレグランスを作り、ラウンジ内演出の一部としました。その香りを、小さな瓶に入れて帰り際にお土産として渡しました。のちのち当日の観戦体験を思い出してもらう工夫をしたのです」(鈴木課長)


ラウンジ内装(©J.LEAGUE)

ラウンジで提供された肉料理(©J.LEAGUE)

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