ホンダ「プレリュード」22年ぶりに復活 電動モデルのコンセプトカー、世界初公開:JAPAN MOBILITY SHOW 2023
本田技研工業は10月25日、東京ビッグサイトで開催中の「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で、スペシャリティスポーツモデル「PRELUDE Concept」を世界初公開した。かつての人気車が、電動モデルとして復活する。
本田技研工業は10月25日、東京ビッグサイトで開催中の「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で、スペシャリティスポーツモデル「PRELUDE Concept」を世界初公開した。プレリュードは1978年から2001年まで生産・販売されていた2ドアクーペ。かつての人気車が、電動モデルとして復活する。
同社は2022年4月、「四輪電動ビジネスの取り組みについて」の発表を行った。その中で、Honda不変のスポーツマインドや、際立つ個性を体現するようなスペシャリティとフラッグシップ、2つのスポーツモデルを、グローバルへ投入すると明言していた。
PRELUDE Conceptは現在、開発中。三部敏宏社長は「PRELUDEという言葉は『前奏曲・先駆け』を意味する。今回発表したモデルは、本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承し、Honda不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなる」と期待を寄せる。
同社は「Honda Dream Loop」をテーマとし、「時間や空間といったさまざまな制約からの解放」「人の能力と可能性の拡張」を体現したモビリティや技術を用意。モビリティショーの会場では、自動運転車両「クルーズ・オリジン」や回収した使用済みアクリル樹脂を再利用して作られた四輪・二輪電動モビリティ「SUSTAINA-C Concept/Pocket Concept」の他、ソニーと共同開発する「AFEELA Prototype」を日本で初めて一般展示する。
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