調査リポート
オンラインVS.リアル 満足度が高いインターンの開催形式はどっち?
25年卒学生は、インターンシップやオープン・カンパニーについて、どのような意識を持っているのか、学情(東京都千代田区)が「インターンシップの参加形式」について調査を実施した。
コロナ禍で就職・採用活動でのオンライン活用が急速に進んだ。一方で「企業の雰囲気を知りたい」「ミスマッチを減らすために、直接話す機会を持ちたい」といった声を受け、リアルの大切さも見直されている。
実際、25年卒学生は、インターンシップの開催形式について、どのように考えているのだろうか。学情(東京都千代田区)が「インターンシップの参加形式」について調査を実施した。
オンラインVS.リアル インターンシップの開催形式、どっちが人気?
インターンシップやオープン・カンパニーの参加形式について「リアルとオンライン両方の参加を経験している」という回答は60.7%に上った。
オンラインよりリアルで参加したプログラムの方が「満足度が高い」という回答は46.8%に上った。また「どちらかと言えばリアル」(35.9%)という回答と合わせると、8割以上が「リアル」の方が満足度が高いとした。
回答した人からは「リアルの方が会社の雰囲気が分かりやすい」「リアル開催のプログラムの方がグループワークをしやすい」「リアルで参加した方が参加した学生同士で交流したり、情報交換することができる」といった声が寄せられた。
調査は9月29日〜10月4日にインターネットで実施。同社の運営するサイトの来訪者257人から回答を得た。
関連記事
- 「ホワイトすぎて」退職って本当? 変化する若者の仕事観
「ホワイト離職」現象が、メディアで取り沙汰されている。いやいや、「ホワイトすぎて」退職って本当? 変化する若者の仕事観を考える。 - 「全員とりあえず出社」に社員が大反発 コロナ以降の働き方は、どう決めていくべき?
コロナ禍でリモートワークが進んでいましたが、5類移行をきっかけに出社スタイルに戻すことに。すると、社員からは「ありえない」「いやだ」と大反発がありました。コロナ以降の働き方は、どうやって決めていくべきなのでしょうか? - 「管理職になりたくない」 優秀な社員が昇進を拒むワケ
昨今は「出世しなくてもよい」と考えるビジネスパーソンが増えている。若年層に管理職を打診しても断られるケースが見受けられ、企業によっては後任者を据えるのに苦労することも。なぜ、優秀な社員は昇進を拒むのか……。 - 「管理職辞退」は悪いこと? 断る際に重要な2つのポイント
昨今「管理職になりたくない」「管理職にならない方がお得だ」――という意見が多く挙がっている。管理職にならず、現状のポジションを維持したいと考えているビジネスパーソンが増えているが、管理職登用を「辞退」するのは悪いことなのだろうか……? - 時短勤務や週休3日が「働く母」を苦しめるワケ 働き方改革の隠れた代償
男性育休の促進、時短勤務やテレワーク、フレックスタイム制といった従来の制度をより使いやすくする動きが進んでいる。子育てをしながら働き続けるためのオプションが増えるのは良いことだ。しかし一方で、「これだけの制度があるんだもの、仕事も子育ても頑張れるでしょ?」という圧力に、ますますしんどくなる女性が増えてしまう可能性も。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.