LEXUS、新型コンパクトSUV「LBX」発表 12月下旬に発売
LEXUSは11月9日、新型コンパクトクロスオーバーSUV「LBX」の国内仕様を発表した。12月下旬頃の発売を予定している。
LEXUSは11月9日、新型「LBX」の国内仕様を発表した。走りとデザインの上質さを追求したクラスレスコンパクトで、サイズのヒエラルキーを超えた新型として設計。12月下旬頃の発売を予定している。
コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を刷新し、運動性能を向上。電動化技術を高めた新開発HEVシステムを搭載した他、音や振動の発生源を抑制し高い静粛性を実現した。
外観デザインは、LEXUSの新たなフロントフェイスである「ユニファイドスピンドル」を採用。低重心でシンプルさを強調するリヤデザインとした。
内装は、ライフスタイルや好みにマッチする「5つの世界観」から、シンプルでモダンな空間を演出するLBX「Cool」、落ち着きと華やかさを両立するLBX「Relax」を導入している。内装色・シート素材・刺繍パターンを選べるオーダーメイドシステムのLBX「Bespoke Build」を用意した。
また今回の発売に合わせ、LBX「Bespoke Build」モデル100台を抽選販売する。メーカー希望小売価格は460万〜576万円。
同社は、2024年1月に開催される東京オートサロン2024で、新型「LBX」の新しい世界観の1つとしてパワートレーンを強化したパフォーマンスモデルの出展を予定している。
新型LBXは、ブランドホルダーである豊田氏の「これまでの高級車の概念を変える、コンパクトサイズながらも走りやデザインも上質であるサイズのヒエラルキーを超えたクルマをつくりたい」との想いをもとに造られたコンパクトクロスオーバーSUVである。今年6月に伊ミラノで初披露した。
関連記事
- 新生モーターショー ホンダの展示に見た、実用化への執念
10月25日から開催中の「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」。今回、注目すべきはホンダと言えるでしょう。ホンダが展示したモビリティには、ある共通点があったのです。 - なぜ、新型センチュリーは“SUV”と名乗らないのか 副社長が語った「その先」の戦略
9月6日、ついに新しいトヨタの「センチュリー」が初公開されました。ところが、トヨタのニュースリリースには、どこにも「SUV」「クロスオーバー」との文言はありませんでした。これは一体、どういうことなのでしょうか? - 2000万円超えの高級車「センチュリー」 なぜSUV化するのか
現在、日本で唯一のショーファーカー(専用運転手付きのクルマ)であるトヨタ「センチュリー」。年内にもSUVモデルの登場が予告され、注目を集めています。そこで、センチュリーがどれほど特別な存在なのかを解説します。 - 新型ランクル、豊田前社長が求めた「原点回帰」 開発陣がたどり着いた答え
トヨタ自動車が発表した新型ランドクルーザー「250シリーズ」は、中核モデル「プラド」の後継で、14年ぶりのフルモデルチェンジとなる。これまでのプラドが「高級」「豪華」という路線を走る中で、豊田章男前社長は開発陣に「原点回帰」を求めた。 - EVは静寂が売りなのに 各社が「疑似エンジン音」を開発するワケ
多くの自動車メーカーから新型EVが続々と登場しています。「静か」であることに重きを置くユーザーが多い一方、あえて「サウンド」にこだわるメーカーも。サウンドとクルマの関係に迫ります。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.