39歳以下に聞いた働きたい企業 3位「キーエンス」、2位「トヨタ自動車」、1位は?
39歳以下の若手はどのような企業で働きたいと考えているのか。エン・ジャパン(東京都新宿区)が調査を実施した。
働き方改革が進む一方で、残業など長時間労働はないものの、成長実感を得られない「ゆるブラック」と呼ばれる企業も増えている。今、若手が本当に働きたい企業はどこか。
エン・ジャパンは39歳以下のビジネスパーソンを調査対象とした「働きたい企業ランキング」を発表した。
働きたい企業 3位「キーエンス」、2位「トヨタ自動車」、1位は?
若手が働きたい企業の1位は「グーグル」となり、424ポイントを集めた。回答した人からは「世界的に有名な企業で、将来グローバルな人材になれると思うから」(20代女性)、「仕事で求められるレベルは高いが、結果を出せば自由な働き方が担保されるため」(20代男性)といったコメントが寄せられた。
2位は「トヨタ自動車」(313ポイント)と続いた。回答では「企業理念がしっかりしており、日本を代表する企業だから」(30代女性)といった声が寄せられた。
3位は「キーエンス」(193ポイント)となった。「トップクラスの営業力があると聞いているから」(20代男性)、「仕事は大変でもその分給料が高く成長できる環境もあり、見返りが大きいため」(30代女性)といったコメントが見られた。
その他「三菱商事」(167ポイント)、「任天堂」(134ポイント)などが上位にランクインした。
年代別、男女別ではランキングに大きな変動はなかったものの、男性の20代の3位に「アクセンチュア」が、女性の10位に「資生堂」がランクインするなど、若干の差も見られた。
調査は8月23日〜9月27日にインターネットで実施した。エン・ジャパンの運営する転職サイトを利用する39歳以下のユーザー1012人から回答を得た。
関連記事
- 「ホワイトすぎて」退職って本当? 変化する若者の仕事観
「ホワイト離職」現象が、メディアで取り沙汰されている。いやいや、「ホワイトすぎて」退職って本当? 変化する若者の仕事観を考える。 - 身に付けたいITスキル 「AI・ChatGPT」を上回った1位は?
リスキリングを検討している働く人々は、どのようなスキルを習得したいと考えているのか。WEBMARKSが「IT・Web系のリスキリングに関する意識調査」を実施した。 - 「管理職になりたくない」 優秀な社員が昇進を拒むワケ
昨今は「出世しなくてもよい」と考えるビジネスパーソンが増えている。若年層に管理職を打診しても断られるケースが見受けられ、企業によっては後任者を据えるのに苦労することも。なぜ、優秀な社員は昇進を拒むのか……。 - 「管理職辞退」は悪いこと? 断る際に重要な2つのポイント
昨今「管理職になりたくない」「管理職にならない方がお得だ」――という意見が多く挙がっている。管理職にならず、現状のポジションを維持したいと考えているビジネスパーソンが増えているが、管理職登用を「辞退」するのは悪いことなのだろうか……? - 時短勤務や週休3日が「働く母」を苦しめるワケ 働き方改革の隠れた代償
男性育休の促進、時短勤務やテレワーク、フレックスタイム制といった従来の制度をより使いやすくする動きが進んでいる。子育てをしながら働き続けるためのオプションが増えるのは良いことだ。しかし一方で、「これだけの制度があるんだもの、仕事も子育ても頑張れるでしょ?」という圧力に、ますますしんどくなる女性が増えてしまう可能性も。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.