インタビュー
月額5万5000円のサブスク別荘が好調 なぜ“入会待ち”が続くのか:解約しない人の傾向(1/5 ページ)
月会費5万5000円でセカンドホームを持てるサブスク別荘「SANU 2nd Home」が、2周年を迎えた。運用開始からずっと「会員待ち」がいる人気ぶりで、続々と新たな拠点が開業している。人気の秘密は……。
家具や家電、洋服までシェアできるようになった現代。会員でシェアするサブスク別荘にも需要の波がきているらしい。
月会費5万5000円(週末の宿泊費5500円〜、1回の滞在で必要となる清掃費3300円)でセカンドホームを持てるサブスクサービス「SANU 2nd Home(サヌ・セカンドホーム)」(以下、サヌ)は、ユニークなビジネスモデルが注目され、初回会員枠の募集があっという間に埋まった。2021年11月の運用開始から、ずっと「会員待ち」がいる状態が続いている。
続々と拠点が増え、23年11月現在は関東圏内に13拠点76室を展開する。「Live with nature. 自然と共に生きる。」をビジョンに掲げ、山梨や長野など山や湖の近くに拠点を構えてきたが、11月に初の海拠点が千葉県一宮町に誕生した。
2年が経過してもなお、変わらぬ人気を維持している理由はどこにあるのか。完成したばかりの海SANUを体験するとともに、CEOの福島弦氏に事業戦略を聞いた。
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