インタビュー
女子高生に流行った「ルーズソックス」が戻ってきた! 再ブームの背景は?(5/5 ページ)
1990年代後半に一大ブームとなった「ルーズソックス」だが、2021年頃に到来した「平成レトロブーム」を機に再び注目されている。20数年を経てルーズソックスは、どのように変化したのか。
さらに、「Blokette core」(ブロケット・コア)と呼ばれるファッションスタイルも韓国を含む海外でトレンドになっているらしい。
「ブロケット・コアとは、ユニフォームやジャージなどスポーティーなアイテムと対象的なフェミニンなアイテムをミックスさせたファッションで、ルーズソックスを取り入れたスタイルがよく見られます」
こちらも複数のファッション媒体が取り上げていた。ファッション誌では「甘辛ミックスコーデ」が定番化しており、「フェミニン×クール」「キュート×カジュアル」などの相反する組み合わせが好まれるが、ブロケット・コアはこの最新版とも言えそうだ。
こういった傾向を踏まえ、タビオ社では引き続き若年層のルーズソックストレンドが続くのではないかと予想する。中村氏いわく、子どもと一緒に親子でルーズソックスを履くアラサー、アラフォーの女性もいるとか。かつて女子高生に流行ったルーズソックスは、年齢や性別を問わずに履けるくつ下に変わりつつあるのかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
なぜ「サマンサタバサ」はここまで追い詰められたのか 「4°C」との共通点
「サマンサタバサ」が崖っぷちに追い込まれている。ボーナスの支給がないほど業績が低迷しているわけだが、なぜここまで追い込まれているのか。「4°C」との共通点があって……。
“ぶるぶる”するほど寒いのに、ワークマンの「冷暖房ベスト」はなぜ売ってないの?
ワークマンの「冷暖房ベスト」が人気である。今年の5月に発売したところ、3カ月ほどで完売。寒くなってきたので、再び売れているのかなと思っていたら……。
「男性用のレース下着」なぜ人気なのか ワコールが販売して分かったこと
ワコールの男性下着ブランド「ワコールメン」から発売された「レースボクサー」の勢いが止まらない。なぜ多くの男性から支持を得ているのか。
身長155センチ以下! 小柄女性向けのブランドが、「月商1億円」になった秘密
小柄女性向けのブランド「COHINA」をご存じだろうか。2018年に創業し、その後、順調に売り上げを伸ばしているのだ。その要因として、何があるのか。毎日続けていることがあって……。
「ゆかり」靴下が1週間でほぼ完売! 人気の秘密を聞いた
「ゆかり」でおなじみの三島食品のふりかけと、靴下屋がコラボした「三島の刺繍ソックス」がヒットしている。その理由を取材したところ……。
