調査リポート
若手社員の“最大の不安” 「飽きた」「仕事量が多い」を超える1位は?(1/2 ページ)
社会人2〜4年目の若手社員はどのようなことに困難や不安を感じているのか。組織開発・人材育成支援サービスを提供するALL DIFFERENT(東京都千代田区)が調査を実施した。
社会人2〜4年目の若手社員はどのようなことに困難や不安を感じているのか。組織開発・人材育成支援サービスを提供するALL DIFFERENT(東京都千代田区)が調査を実施した。
若手の「最大の不安」とは?
困難や不安を感じることについて、社会人2年目の回答で最も多かったのは「自分の知識・スキルに不安を感じることがある」で43.3%に上った。次いで「仕事が飽きた、つまらないと感じることがある」(42.3%)、「精神的に追い詰められたことがある」(41.7%)と続いた。
社会人3年目についても、2年目同様に「自分の知識・スキルに不安を感じることがある」が最も多く、42.3%に上った。次いで「仕事の量が多いと感じることがある」(42.0%)、「仕事が飽きた、つまらないと感じることがある」(38.0%)と続いた。
社会人4年目の結果では「自分の知識・スキルに不安を感じることがある」「精神的に追い詰められたことがある」がそれぞれ48.0%と、同率でトップに。以降は「仕事の量が多いと感じることがある」(46.3%)と続いた。
社会人2〜4年目の全ての年次で「知識・スキルへの不安」が最も高い結果となった。では、実際に「知識・スキルへの不安」という壁を乗り越えられた人はどれくらいなのか。
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