調査リポート
大学生に人気の就職先、どう変化してきた? コロナ禍前後を比較(2/2 ページ)
学情が、コロナ禍前後に大学生を対象に調査した、就職先として人気の企業について結果を発表した。
コロナ禍が直撃した20年に調査した22年卒の調査では、2位の「味の素」を筆頭に、3位「アサヒ飲料」、8位「ロッテ」と、食品がトップ10に3社ランクインした。10位には食品スーパーが好調だった「イオングループ」(前年76位)が入り、コロナ禍で巣ごもり消費をけん引した業界が支持を得た。
コロナ前の19年に実施した21年卒の調査では、2位の「JTBグループ」を筆頭に、5位に「エイチ・アイ・エス」、10位には「オリエンタルランド」がランクイン。商社や食品とともに、旅行やレジャーが人気を集めていたことがうかがえる。
学情が提供するサービスに登録する学生、イベント来場の学生を対象に実施した。有効回答数はそれぞれ、23年が7715人、22年が8345人、21年が8249人、20年が7675人、19年が6574人。
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