インタビュー
すかいらーくの新ブランド「桃菜」が好調 バーミヤンで実験をして「飲茶」で勝負してみた(1/5 ページ)
すかいらーくHDの新ブランド「飲茶TERRACE桃菜」が好調だ。支持を得ているのは「飲茶の食べ放題」で、リーズナブルな価格帯で本格的な飲茶を提供する。同社の担当者に事業戦略を聞いた。
すかいらーくホールディングスの新ブランド「飲茶TERRACE桃菜」(ヤムチャテラス トーサイ、以下:桃菜)が好調だ。2023年2月に東京都町田市鶴川に1号店をオープンすると、2カ月近くも行列が続いた。24年1月末時点で、13店舗に拡大している。
支持を得ているのは「飲茶の食べ放題」(90分2419円〜、北本店は2199円〜、マロニエゲート銀座2店は120分3299円〜)で、メニューや価格が異なる3つのコースを用意。日常使いしやすい「選べる飲茶セット」(1419円〜、マロニエゲート銀座2店は1859円〜)のほか、アラカルトも提供している。
メインの点心は強力なジェットスチーマーを使って短時間で蒸し上げ、熱々の状態で食べられるようオーダーバイキング方式としている。1皿を少量にして多種類を食べられるようにしているのも特徴で、女性グループやシニア層を中心に支持を得ているようだ。
桃菜のマロニエゲート銀座2店を訪れるとともに、同社のマーケティング本部 YC開発チーム リーダーの上松寛幸氏に事業戦略を聞いた。
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