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すかいらーくの新ブランド「桃菜」が好調 バーミヤンで実験をして「飲茶」で勝負してみた(3/5 ページ)

すかいらーくHDの新ブランド「飲茶TERRACE桃菜」が好調だ。支持を得ているのは「飲茶の食べ放題」で、リーズナブルな価格帯で本格的な飲茶を提供する。同社の担当者に事業戦略を聞いた。

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できたて熱々を届けるオペレーションの工夫

 桃菜のコンセプトは、本格的な飲茶をリーズナブルに提供すること。中国茶と一緒に点心を味わう飲茶の習慣を、外食でしか味わえない体験として開発したという。


マロニエゲート銀座2店では、「スタンダード」「スペシャル」「プレミアム」の3つのコースがあり、写真はプレミアムコース(4399円)の料理(筆者撮影)

 食べ放題は、全24品90分のAコース(2419円)、全36品120分のBコース(2969円)、全49品120分のCコース(3519円)を基本としている(北本店、マロニエゲート銀座2店は価格・一部メニューが異なる)。


高火力のジェットスチーマーで一気に蒸し上げ、できたてを提供(すかいらーくホールディングス提供)

桃菜でも配膳ロボットがせわしなく働いていた(筆者撮影)

 桃菜でも、すかいらーくグループでおなじみになった配膳ロボットを導入しているが、蒸し器を使う料理は、できたてを味わってもらうため基本的に人が運んでいるそうだ。人とロボットの動きを区別して、最短での配膳を展開している。

 店内は落ち着いたアジアンテラスをイメージしており、席同士の感覚がやや広め。配膳ロボットが通行することもあり、通路も広々とした設計にしている。


デザートのおいしさにも定評があり、「マンゴープリン」は果肉入り(筆者撮影)

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