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閉店前の完売が続く「ゴディパン」 半年がたっても人気が冷めないワケ:有楽町にオープン(4/4 ページ)
世界初のゴディバのベーカリーとして、2023年8月に有楽町にオープンした「ゴディパン 本店」。オープンから半年が経過しても、なお混雑が続き、閉店前に全商品が完売するという。なぜ、これほどの人気が続くのか。
男女比は約3:7で、30〜40代がメイン
ゴディパンは営業初日に想定以上の反響があったことから、2日目以降は整理券を配布して混雑に対応している。
現在は、店頭で午前9時から当日分の整理券を配布する「店頭配布整理券」と、公式LINEを通じて翌日分の整理券を受け取れる「デジタル整理券」の2パターンを用意しており、1人5点までの制限を設けている。
「作るのに時間がかかる食パンは発売を止めて、できるだけ多くの方にお届けしようとオペレーションを工夫しているところです。少しずつでも営業時間を伸ばし、最終的に午後8時の閉店まで運営できればと」(奥村氏)
客層を尋ねると男女比は約3:7で、従来のゴディバの客層と比較して男性が多い。年代は30〜40代がメインだが、20代の若年層も見られるという。リピーターも徐々に増えているそうだ。
ちょうど2月1日からバレンタイン限定商品が発売されたばかりと、さらなる混雑が予想され、買いたくても買えない人が少なくないかもしれない。2号店を出店したい意思はありつつ、現状はメドが立っていないようだ。
好発進を切ったゴディパンは、今後どのように変化していくのか。ゴディパンの存在が既存のゴディバ店舗への集客につながるのかも気になるところだ。
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