調査リポート
チョコ1粒が378円→395円に 高価だった海外チョコに割安感(2/2 ページ)
帝国データバンクがチョコレートの価格を調査した結果を発表した。2023年と比較して、今年のバレンタインシーズンは17円(4.5%)増となった。
価格は維持も容量減少の“実質値上げ”も
値上げした81ブランドのうち、19ブランドでパッケージ容量が前年から減少。国内外を問わず同様の動きがみられ、パッケージの総額では価格据え置きや値下げとしたものの、容量・個数を減らして1粒当たりの単価を引き上げた“実質値上げ”のケースも多かった。
百貨店・松屋が23年12月に実施した調査では、回答者459人のうち7割以上が今回のバレンタインで「節約を意識しない」と回答。ただ、チョコの平均予算が「本命用」で1割以上増加した一方、近年需要が高まる「自分用」では1割以上減少するなど、メリハリを持った消費動向もうかがえる。
帝国データバンクは「足元の円安や原料高は今後長期にわたってチョコ製品の価格設定に影響を及ぼすとみられ、3月のホワイトデー商戦などでも全体的に高値傾向が続く」と分析している。
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