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「人気の観光地」が多い路線はどこ?関東の私鉄沿線格差(2/2 ページ)

東京圏の鉄道は、通勤利用が多いものの、休日には観光地への行楽輸送のために利用されることも多い。

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関東の私鉄沿線格差』(小林拓矢/河出書房新社)

 東武はこのエリアへの観光輸送にも力を入れており、2023年7月15日には新型特急「スペーシアX」を投入した。同地域の観光振興のために、「SL大樹」も走らせている。さらに、このエリアには東武ワールドスクウェアもある。ほかにも、東武沿線には、東武動物公園がある。

 沿線の観光地、という点で影が薄いのは、東急電鉄である。わかりやすいレベルの観光地が見つかりにくいのだ。相模鉄道にもそういったものはない。このあたり、暮らしやすさでは抜群であるものの、レジャーという点では弱いものがある。

 観光施設などが充実した路線は、まずは東武、ついで小田急、その次に西武といったところか。これらの鉄道は有料特急に力を入れている。

この記事は、『関東の私鉄沿線格差』(小林拓矢/河出書房新社)に掲載された内容に、編集を加えて転載したものです。


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