ITエンジニアをくすっと笑わせる「プログラミング風広告」、その正体は?:「おもしろ広告」大解剖(2/2 ページ)
プログラミングコードがあると思わず読んでしまう――そんなITエンジニアをくすっと笑わせる広告が話題となっている。この広告のアイデアの背景に迫る。
広告自体が一種の選考になっている
――広告を見た人からはどのような反響が集まっているでしょうか? また、実際の応募・問い合わせなどにつながっていますでしょうか?
ユニークで斬新な広告だと評価や、思わず人に紹介したくなるというお声もいただいています。
SNSでも前向きな印象を持っていただいており、実際の応募・問い合わせにつきましても増加傾向にあり、多くの方にご興味いただいていると感じています。
――反響を集めることができた理由について、どのように分析されていますか?
コードと見せかけて、実際はローマ字の日本語というギャップのインパクトが大きな反響につながったと分析しています。
また、一見コードに見えることから、日頃からコードを見ると思わず目で追ってしまうようなエンジニア層に刺さる内容となっており、広告自体が一種の選考になっているという工夫も伝わり、反響を呼んでいるようです。
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