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「部下への忖度」経験ある上司は9割 パワハラを恐れ、言えないこととは?(2/2 ページ)

働き方の多様性、価値観の変化などを背景に、職場内でのコミュニケーションのあり方が変化している昨今、上司と部下の関係性はどのように変化しているのか。ライボ(東京都渋谷区)の調査機関「Job総研」が調査を実施した。

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 昭和から令和の間で、部下から求められること変化がしたと思う人は合わせて77.8%を占めた。内訳は「とても変化したと思う」が22.4%、「変化したと思う」が26.6%、「どちらかといえば変化したと思う」が28.8%だった。

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部下に求められることの変化(ライボ調べ)

 変化したと思う内容は「プライベートの優先度」が最も多く52.8%に上った。以降は「コミュニケーション」(48.5%)、「職場や仕事に対する考え方」(42.7%)と続いた。また、変化に影響したと思う背景については「労働環境の変化」が55.0%と最も多かった。その他「多様性の尊重」(52.8%)、「ライフスタイルの多様化」(46.6%)が上位となった。

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変化の内容と背景(ライボ調べ)

 上司と部下の関係について、「部下が上司に合わせる」ことに賛成する人は合わせて66.4%と半数以上を占めた。回答者自身の上司・部下の立場別で見ると、賛成の上司は65.4%、部下は64.8%で、大きな差は見られなかった。

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振る舞いへの賛否(ライボ調べ)

 調査は、1月31日〜2月5日にインターネットで実施。全国20〜50代の有職者の男女629人から回答を得た。

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